文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/03/19(火)

文章には匂いがある。その匂いでわたしは好き嫌いを判断している。文は人を表すというけれど、人は文章だけで恋をすることだってできるし、憎むことだってできる。それくらい強く滲み出るものだ。 だから、駆け引きみたいなものは通用しない。最初から最後ま…

2019/03/18(月)

ふと思ったのだけど、わたしは日記を書くタイミングを間違えているのではないだろうか。日々暮らしていると、たとえば朝の9時とか昼の1時とかに、「あ、今日はこのことを日記に書こう」と思いついたりする。それで、どんなふうに書こうかな、とか、ちょっと…

2019/03/17(日)

きのう一泊二日の出張から帰ってきて、ごはんを食べ、洗濯物も畳まずにお風呂に入ってすぐに寝た。たくさん夢を見た。道路を逆走する夢とか、道に迷う夢とか、いろいろ。起きて、長男のプールの付き添いへ。雨の中傘をさして歩きながら、出張中、編集者と話…

2019/03/16(土)

小説のことをたくさん話した2日間だった。書くためのパフォーマンスを上げるために、二週間に一度、平日に休みをとろうという話をする。「パフォーマンスの話ばかりしてごめんね」と編集者が言って「そんなことない」と答えた。正直なところガス欠気味だった…

2019/03/15(金)

新しい小説のプロットを作る。ずっと悩んでいた。自分が書きたいものは本当にこれなんだろうかと考えても、どうも違うような気がして、でもじゃあ何を書くのだろう、自分は、と、ずっと悩んでいたのだった。日々、いろいろなことが起こる。近しいひとが亡く…

2019/03/14(木)

次男の発熱が収まったので、今日からようやく子守なしでの仕事再開。久しぶりに昼過ぎに30分だけ泳いだ。プールというのは、いつも不思議と気づきがある。今日は、「怖がるとからだがこわばる」ということを知った。後ろから誰か追って泳いできていないか、…

2019/03/13(水)

ゆうべ、次男の夜泣きがひどく、あまり眠れなかった。今日も微熱が続いているので休み。三日連続で子守しながらの仕事はきつい。1日中DVDを見せているのも気が引けるし、お互いにどうもストレスが溜まっているようだ。途中、泣いて泣いて止まらなくなったの…

2019/03/12(火)

次男発熱のため、今日も家で看病しながら仕事。今年出す本のブックデザインの方が決まったと聞く。高校生の頃に図書館で出会って以来、素敵な人だなと思っていた方なので、驚いたし嬉しかった。嬉しかったけれど、浮かれていても本はできない。わたしが一文…

2019/03/11(月)

「戦争と五人の女」の序章を改稿する。途中で羊羹とクリームパンとバナナを食べた。甘いものが欲しくてたまらなくなる。そのあとはインタビュー記事を一本仕上げた。 次男が発熱したので、看病しながらの1日だった。とは言え、となりのトトロをずっと見せて…

2019/03/10(日)

子供というのは早起きなので、子供が生まれてから寝坊をすることができなくなった。せめて土日くらいはと思うのだが、仮面ライダーやらゲゲゲの鬼太郎やらアニメを見るというので、上の子が起きると下の子も起き、自分を階下に連れていけという。まだひとり…

2019/03/09(土)

プールで泳いだ。水の中に入って泳いでいる時間は、30分くらいしかない。すぐバテるからだ。それで週1しか通っていないのだから、意味あるのかな?と思わないでもないが、今日体重計に乗ってみたら体重が2キロ増えていた。この1年で5キロ以上体重が落ちてい…

2019/03/08(金)

きのうは保育園でクラス会があった。次男の担任の保育士さんは、ふたりとも20代。若いからなのか、クラス会でよく甘いものを飲んでいる。午後の紅茶のミルクティーとか、小岩井の苺ミルクとか。きのうはお菓子も用意したのだが、ぱくぱく食べていて可愛かっ…

2019/03/07(木)

編集者と電話をする。昨日から情緒不安定なので、「本当に自分が不安定で困る」という話をわたしがしたら、彼は「何度も言うようだけど、不安定だから君は書けているんだよ。僕はずっと安定しているから書けない」と言ったので、安定して笑っている彼の顔を…

2019/03/06(水)

今日はだめだ。ときどき正体のわからない不安感に呑み込まれそうになるけれど、今日がそれだった。春が来るのがこわい。夏が来るのも秋も冬も全部こわい。なぜなんだろう。わからない。寝て起きたらましになっていると信じて、とにかく寝る。だめだなぁ。こ…

2019/03/05(火)

大好きな日記ブログ『肉屋と重力』が見られなくなっている。「ページが見つかりません」と出るのだ。なぜだろう。そのことに気づいて以来、2,3日に一度見に行っては肩を落としている。なぜ見られなくなったんだろう。好きだったのに。この日記も、読んでくれ…

2019/03/04(月)

今日は柳下さんの誕生日だ。今回の『柳下さん死なないで』には小倉ヒラクさんが寄稿してくれた。とてもおもしろい小説だ。読みながら興奮してしまった。柳下さんが「正気はひとつしかないけど、狂気はいろんな形がある」と言った。本当にその通りだと思う。…

2019/03/03(日)

永遠というものは主観的なものなのかもしれない。いつ死んでしまうかわからないちっぽけな存在が信じる永遠だけが永遠なんじゃないだろうか。 わたしはひとりひとりの人間の主観がひとりひとりの世界をつくるとしかやっぱり思えないのだ。たぶんわたしが、自…

2019/03/02(土)

義父のお通夜へ。

2019/03/01(金)

夜は何度も起きてしまいあまりよく眠れなかった。心が少しざわざわして、足がふわふわしている感じ。身近な人の「死」という、変化が起こったからだと思う。「死」ってなんだろう。頭ではわかっているのに、まだちゃんとわかっていないんだなと思う。ふと彼…

2019/02/28(木)

2月最後の日に義父が亡くなってしまった。おおらかな人だった。子供たちのことをとても可愛がってくれていて、遊びに行くといつもぞんぶんに遊んでくれていた。本が好きで、よく長男を図書館に連れていってくれて。次男にも車の本を借りてきてくれていた。映…

2019/02/27(水)

週末に佐賀に出張に行って以来、どうも何か、おかしい。今日はお昼にプールに行ってきたが、いつもよりもずっとからだが重たくて、50mを泳ぐのでいっぱいいっぱいだった。エッセイを書いているのだけど、原稿を書き始めても、すぐに手が止まる。書きたいこと…

2019/02/26(火)

『経営者の孤独』の第8回目が公開された。今回は株式会社ウツワのハヤカワ五味さん。わたしよりも10歳年下の彼女は、非常にエネルギッシュで発信を臆さない。何度も読み返したが、今日もまた読み返してみて、きっと誰かの心を支えたり方向性を変えたりする言…

2019/02/25(月)

次男が通っている保育園のクラスにて、ある男の子が退園するらしい。餞別にメッセージカードブックを作ろうという話になり、文化委員であるわたしがそのディレクション係に任命された。クラスにはメーリングリストがあるのだが、そこには退園する男の子のお…

2019/02/24(日)

長男のプールの付き添いに若林恵『さよなら未来』を持って行き、待合室で読む。読んでいると落ち着く本というのがあるが、この本もそのうちのひとつ。取材後のざわざわとした頭のなかをクールダウンさせてくれるような。あれを読み終わるまでは大丈夫だとお…

2019/02/23(土)

自分の中の論理は世の中にとっては非論理的である可能性がある、ということがわかった二日間だった。別に自分の論理を世の中に合わせる必要はないけれど、非論理的であるかもしれないということはわかっていないといけないんだなと思った。共感はともかく理…

2019/02/22(金)

唐津へ来た。取材の前乗り。佐賀には初めて訪れる。編集者と長い時間話す。これまでいろいろ溜まっていたのかな。本当にいろんなことを話した。お刺身がおいしかった。惨めな思いをすると、その傷を修復するために倍の労力がいるね、という話をする。 旅慣れ…

2019/02/21(木)

昼にプールに行ってきた。先週は一度も行けなかったので、今週は二度。また来週から週に一度のペースに戻すと思う。リズムを崩しながらもその都度直しながら、なんとか続けている。今日は人が多かった。人が多いと、ざわざわしている。地上も、水中も。水が…

2019/02/20(水)

普段ひとりで仕事をしていると、ほとんど人と話さないので、褒められることも叱られることもずいぶん減ったのだが、今日は非常に褒められた。早朝に書き上げた原稿がとてもよかったと、連絡があったのだ。彼は「本当に素晴らしい」と様々な賛美を送ってくれ…

2019/02/19(火)

先週はプールに行けなかった。今週も原稿の締め切りが詰まっていて行けないのではないかと思ったのだけど、無理やり1時間だけ行ってきた。すれ違う人と挨拶はするが、顔見知りはまだできていない。泳いでいて思ったが、ここでは誰もわたしに触れてこない。褒…

2019/02/18(月)

日記が追いつかないな。