文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

日記

2019/08/22(木)

本がどんどん溜まっていく。読みたい。

2019/08/21(水)

1日中家で執筆。気づいたら夕方。夜『全裸監督』を観る。刺激が強い。人のセックスを観るということにあまり慣れていないからなのか、どっと疲れが出た。性欲というのは厄介なものだ。人を傷つける。深いコミュニケーションなのだから当然か。食欲と睡眠欲は…

2019/08/20(火)

料理が苦痛でしかたないのだと書いたら、編集者が「無理しないでね。料理をすることをあたりまえだと思わないでね。できないものは『できない』でいいと思うから」とメッセージをくれた。それを読むと心が軽くなった。なぜか、「書けない」と言ってもいいの…

2019/08/19(月)

料理が苦痛でしかたがない。今日は冷凍餃子と、小松菜とツナと卵の炒め物を作った。あとはお味噌汁とご飯。自分がつくった料理を前に席に座り、みんなで食べ始めると、また涙が溢れてしまった。家族はみな「おいしい」と言ってぱくぱく食べてくれるが、全然…

2019/08/18(日)

髪を切った。もうずいぶん長いことショートヘアだ。20代前半までは肩らへんまであったけれど、いつからか俄然ショートヘア派になっていた。セミロングの女子高生の集団を見ていると、「この中でひとりショートにすれば、その子は絶対にモテるだろうな」とい…

2019/08/17(土)

朝から少し不安定ではあった。心に引っかかっていた原稿を手放し、それからジムに走りに行って、今大好きなNetflixの番組も観たし、できることはしたと思う。だけど夕飯時にビールを飲み始めたらだめだった。なぜだか涙が溢れてしかたなく、鶏肉を噛み締めな…

2019/08/16(金)

誕生日、34歳になった。朝、子供たちを送り出して家を掃除する。それから夕方の6時半までずっと書いていた。書けなくなったら、読んで、それからまた書いた。でも、書いても書いてもちゃんとしたものができなくて、ちょっとがっかりした。そうしたらウクライ…

2019/08/15(木)

33歳最後の日。この1年振り返ってみれば、一回死んでもう一度生まれ変わったような感じだった。ボロボロだったのは3月と4月。こんな思いをしながら生きていくのはもう無理だと何度も思ったけれど、底まで落ちる前にいろいろな人に掬われた。『経営者の孤独。…

2019/08/14(水)

土日月火と、ひとりになる時間がほとんどなく、少しずつ精神的に参ってきた。いつもどこかで声がして、矢印がこちらに向けられている。ひとりになりたいなあと思う。心が落ち着かない。心が落ち着くときなんて、そうそうないけれども。このお盆休みにリビン…

2019/08/13(火)

日記を書くのが滞っている。なぜなのかというと夜には体力がなくなっているからだ。書きたいときに書くものなのかもしれないな。今日は午前中に広島から父が来た。京都駅で待ち合わせ、そのまま伊勢丹で子供のおもちゃや靴を買ってもらった。お昼ご飯は天ざ…

2019/08/12(月・祝)

朝、夫方の祖父母のお墓参りへ。しきみを買って、ぞうきんでお墓を拭き、お線香をあげた。わたしも祖父母のお墓参りをしていたら、少しは人生観が違ったのだろうなと思う。今度行ってみようかな。ものすごく行きにくい場所にあるけれど。自分は死んだらどう…

2019/08/11(日)

お盆周辺はよく気分が落ち込む。お盆以外にも、年末年始、年度末もよくない。「家」とか「家族」とかそういうのが苦手なんだろうなと、息子のプールを見学しながら思った。自分が死んだらどこのお墓に入るのかもわからない。父も母も、どこのお墓に入るのか…

2019/08/07(水)

このあいだニュース番組を見ていたら、ある50代の女性が集積場からゴミを持ち帰り、家がゴミ屋敷化していて、近隣住民が迷惑している、というニュースが流れていた。アナウンサーが「なぜゴミを持ち帰るんですか?」と質問すると、彼女は「汚い家だから、も…

2019/08/06(火)

次男の看病をしながら仕事。夜、『わたしを離さないで』を読む。うすい紙を幾重にも慎重に重ねていくような、繊細な小説。静けさと緊密な空気に、読んでいてどきどきした。途中で苦い涙が出る。感動して大泣きするときの涙とは違う。多分、自分のすごく奥の…

2019/08/05(月)

次男が結膜炎になり微熱を出したので、今日は保育園を休ませた。土日ほとんど一緒にいなかったからか、「だっこだっこ」とたくさん甘えてくる。眼科まで自転車で連れていったら、前の席からわたしに向かってたくさんおしゃべりしていた。「みて、ちゃくのと…

2019/08/04(日)

京都五条のMYRL KYOTOのブックフェアにて出店。『100年後あなたもわたしもいない日に』と『経営者の孤独。』を販売する。『100年後』はすでに買ってくださっている方も多くて、「持ってます」とお声がけいただくことも多々。「この本、大好きです。眠る前に…

2019/08/03(土)

午後、東京銀座へ。蔦屋書店にて『経営者の孤独。』のトークイベントをする。たくさんの方が集まってくださった。最後にサインをしながら、お一人お一人とお話をする。文章を読んでいるよとみなさんおっしゃっていて、とても嬉しかった。自分は書くことで、…

2019/08/02(金)

「明日死ぬかもしれない」と考えると、目の前の光景が光を帯びてくる。すぎる時間は止めておくことができない。湧き上がる愛情はすぐに消えていく。だからどうぞ惜しみなく。「明日死ぬかもしれない」はすべての人に当てはまる言葉だ。あの人にもあの娘にも…

2019/08/01(木)

自由になるために文章を書いているのに、たまに文章を書くことで不自由になっているときがある。そういう自分を認めたくなくて、不自由を指摘されると逃げ隠れてしまいたくなるのだ。8月のはじめは、そういう日でした。でも、不自由を自覚した瞬間から、自由…

2019/07/31(水)

1日自宅で執筆作業。新しい小説『あかるい部屋』の第1話を書いて、編集者に送った。あまり考え込まない。とにかく見えるものを書く。書く、書く、書く。そうしていれば見えなかったものが見えてくる。だから書くしかない、書くことでしか進めない。疲れたら…

2019/07/30(火)

京都新聞の夕刊に『経営者の孤独。』に関する取材記事が載った。3部買った。母が喜んでいた。注目してくれて、世に広げようとしてくれる方がいることの、なんとありがたいことか。何もなかったところから始まって、さまざまな方に支えられて形にできて、それ…

2019/07/29(月)

昨日からAmazonプライムビデオがテレビで観られるようになった。チャンネルを回遊していると観たいものがいくつもある。夏休み中の息子が喜び勇んで観ている。今日は『ルドルフとイッパイアッテナ』を観ていた。わたしは洗濯物を畳みながら『美少女戦士セー…

2019/07/28(日)

疲労感がすごくてイライラしている。ソファでゴロゴロしていたのだけど、それで何か良いことがあるようにも事態が良くなるようにも思えないので、ずっとやりたかった靴箱とその隣にある玄関収納箱の中身を徹底的に片付けることにした。ファミコンやiPhoneの…

2019/07/27(土)

義父の初盆のため、大阪まで行く。みんなでお昼ご飯を食べ、その後自宅にて法要。お坊さんを待つ間、義妹と本や映画の話をした。彼女はたくさん本を読んで映画を観ている女の子で、話していてとてもおもしろい。多分わたしとは通ってきた作品の系統が違うの…

2019/07/26(金)

簡単に気分の波に呑み込まれる。昼間にプールに行ったのに、どうもだめだった。簡単には攻略できないものだなと思う。夜、打ち合わせがあった。初めて会ったクライアントさんが、「明日台風が来るらしいですよ」と言っていた。ああ、それでか、と合点がいく…

2019/07/25(木)

四条通りのジュンク堂に行ったら、二階に『経営者の孤独。』が置いてあった。「あ!」と思い、ご担当者さんにご挨拶して、写真を撮らせていただく。挨拶をしているとき、営業時代のことを思い出していて緊張した。注文をもらうわけじゃないんだ、ただ声をか…

2019/07/24(水)

広島でスナックをやっている母から突然LINEが来た。そっけない白い壁に、わたしの本『経営者の孤独。』が立てかけられた写真。「店に飾っとるよ」と言う。たまに地元に帰ったとき、お客さんによく言われるのは、「あんたのお母さんは、あんたの自慢ばっかり…

2019/07/23(火)

編集者と雑談をする。SNSとは何なのだろうか、どう捉えたら良いのだろうか、という話をひとしきりしたら、気が済んだ。twitterもfacebookもinstagramも愛すべきツールだ。それをどう使うかは、人間次第。「悪口を書かない」「酔っ払ったら書き込まない」「気…

2019/07/22(月)

数年ぶりに、自分のために花を買った。花屋さんに入り、「自宅用なんですけど」とおどおどしながら話す。「はい」と店員さんがショーウィンドウの前に立つが、花屋さんって値段が書いていないことが多くて、どの花が一輪いくらなのかよくわからない。時価な…

2019/07/21(日)

内藤礼の奥(という土地があるらしい)への旅を記録した『OKU 地上はどんなところだったか』を読む。開いてすぐに涙が溢れた。自分がこの世に感じる切なさが、どういう理由から来るのか、少しだけわかった気がした。(完璧な自然と、決して交われない肉体。…