文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018年3月6日(火)

宿には行かず、打ち合わせへ。
お昼を食べに行ったら、隣の席のおじさんがひとりきっちりと手を合わせ
「いただきます」
と言って、親子丼を食べていた。
わたしは鯖の味噌煮を食べた。窓の外は快晴だった。


ある方から突然メッセージをもらう。
その方は、これまでにわたしのこの日記小説に登場している方。


「土門さんが書いてくれたことで、何か未来への布石が、その文章にひそんでいる・隠れているんじゃないかって不思議な気分になります」

「未来の、その文章を読み返す自分に思いを馳せるというか」

「日記じゃない小説って、その筋を見通して書いているだろうから、それが日記小説になったら、何か未来への布石がありそう、ってちょっと前向きになれるというか、おもしろいなぁ、て」