文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/04/29(日)

朝、きのうのトークイベントに来てくれていた春乃ちゃんが家に来る。
整体師の彼女に施術をしてもらった。わたしの裸足を、彼女の裸足が踏む。彼女の手が、わたしのからだを温めてほぐす。彼女の肌はとてもあたたかくやわらかくて、力を入れずともわたしの中にゆっくりと深く沈んでいくみたいだった。すごく眠たくて、終わったあとうまく話せなかった。春乃ちゃんが帰ったあと、ベッドで深く眠った。こんなに深く昼寝をするのはとても久しぶりだった。

夜、子供が寝静まってから、小説の第1章に向かった。
書けるかな、と思う。
そしてすぐに、今のわたしに書けることしか、わたしには書けないのだと思った。
多分きっと、それでいい。

登場人物たちが、少しずつ別のピントに合わせっていく。怖気付いていないで、書かなくては。