文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/05/23(水)

今日は雨が降った。
テーブルにいけている花がきれいに咲いていて、咲く、というのを全身で行っている花に目を奪われる。起きてきた次男が、車のおもちゃをさがしているらしく、涙をぽろぽろながして泣いている。
「アーティストはすぐに身体性を忘れる」と編集者は言った。

朝からずっと書いていた。凝り固まった頭、目、肩。そこからはもう、言葉が出てこない。
今から少し、歩いてこよう。雨の中。雨のにおいがかぎたい。