文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/07/21(土)

頭の中でずっと同じ曲が流れている。
つい口ずさんでしまいそうになるが、頭の中で流れているのが音源そのものをきちんと再現したものであるので、それが壊れてしまうのがいやで、口ずさまない。ひとつの曲のなかに自分の全体が浸っているようで、何だか守られているような気がする。久しぶりに大型書店に行ったらたくさんの本があり、おびただしい数の言葉があった。飛び込んでくるそれらを、わたしを浸す曲が押し流す。曲名は「土曜日の夜」という。