2018/07/29(日)
午後4時。いま喫茶店だ。
月末締め切りの短編小説を書いている。
とても寒くて、スカートから出た脚と足が冷たい。
店の奥で、母親と小学生くらいの娘が、背の高いひとつのパフェを、ふたりでつつきながら食べていた。
ふたりとも眼鏡をかけていて、よく似ている。
当たり前のように会話をしている。娘が何か言い、母親がうなずく。
その風景を見ていたら、なんとなく涙が出た。
短編小説はまだ書き終わらない。
明日の午後、最後まで書き上げられたら良いなと思う。
食欲がなく、昼食は抜いて、コーヒーだけ飲んだ。
コーヒーも全部飲めない。今日はこのまま帰ろうと思う。