文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/07/30(月)

午前、ホナガヨウコさんへインタビュー。話していて、泣きそうになる。「からだ」という、わたしにとっても大きなテーマについて、彼女と話せてよかった。彼女のように、努力家で理性的でありたい、と思う。いや、理性的であるために、努力をしている、ということなのかもしれない。それでいて、狂気的な部分を残していて、ああ、いいなあ、と思った。彼女の読んだ本を、わたしも読んでみようと思う。

午後、短編小説の初稿を書き上げる。ホナガさんと話したことを思い出しながら、踊るように書いてみようと思った。すべてよし。間違いはない。すべて正しい、と思いながら。

編集者から電話がかかってきて「よかったよ」という感想をもらって、ほっとした。あと少しだけ手を入れたら、クライアントさんに送ろうと思う。

どうか、美しくありたい。美しくあるのが無理なら、せめてきのうよりよくありたい。