文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/10/11(木)

昨日行った嵐山のことを記事にする。写真がじょうずに撮れるようになりたいな、と思った。わたしの写真は味気がないように思う。やはり、カメラマンというプロがいるということはそういうことなのだ。素人が簡単に撮れないからプロが存在する。

このあいだ、ある編み物のプロの方が
「どうすれば上手に編めるようになりますか?」
と聞かれて
「きれいに編もうと思えばいいのです」
と答えていた。
いい答えだなあと思う。きれいに編もうと思えばいいのです。「きれいに編もう」「良いものをつくろう」そう心に留めるだけで、いくぶん違ってくるだろうか。

夜、子供たちと『となりの山田くん』の映画を続きから見る。
うっとりするほどのきれいな色と線、人間じゃないような矢野顕子の声。特に大事件が起きるわけではないけれど、家族の日常がとてもいとおしい。

9時半近くになったので、「寝ようか」と寝室に上がる。
となりの山田くん』はまだ終わらない。