文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/11/06(火)

最近、夢を一晩に4つも5つも見る。ふと目が覚め、「こんな夢を見ていた」と思うことで眠っていたことを確認し、また眠り、また目が覚め、夢を見ていたことで眠っていたことを確認する。その繰り返しで朝が来る。このごろはとくにひどい。睡眠時間のうちに、夢を見ていない時間もあるんだろうかと心配になる。よく見るのは、セリフを覚えていないのに舞台に立つ夢。楽器を練習していないのに、ライブをする夢。演劇も音楽もやったことがないのに。

わたしの眠りは「苦しい」に近い。目が覚めたときにどっと疲れが出て、「ああ、助かった」と思う。大学4年にはすでにそうなっていた記憶があるから、もう10年はそういう状態が続いている。「眠るのがきらい」と若かった頃のわたしは言っていた。「うまく眠れないから」と。うまく眠れる日が来るのはいつなんだろう。

3章の改稿が終わる。次は4章と5章、そして、週末の出張取材が待っている。