文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/11/23(金・祝)

朝はたいてい気分が落ち込んでいるが、時々ものすごく落ち込んでいる日もあり、それが今朝だった。窓の外の空が晴れているほうが気分が落ち込む。雨ならまだまし。雨の日は、隠れることができるような気がするからだと思う。昔からそうだった。晴れの日のほうが気分の落ち込みが激しい。青い空を見ると不安になってくる。

どんなに嬉しいことがあっても、どんなに楽しみなことがあっても、気分の落ち込みはやってくる。
何か具体的に心配ごとがあるのか、困っていることがあるのかというと、そういうわけでもない。もちろんそんなことはいくつかあるにはあるけれど、それが直接関係しているかというとそうとも言えない。

このまま寝ていたいと思うが一度目が覚めるともう眠れない。そのうち子供に起こされ、まるで濡れたぞうきんのようなていで一階に降りる。「こんなんで生きていけるんだろうか」と自分が信じられない思いで、涙が出ないように我慢しながら、まずは水を飲み、洗濯物を洗濯機に入れ、顔を洗い、ごはんをつくる。

こうならないように気をつけていたのに、と思う。気をつけてもだめな日はだめだ。

家事を機械のようにこなして、朝の連続ドラマを観た。
主人公がかわいい赤ちゃんを産んでいて、「かわいいね」と隣に座っている次男に言ったら「かーいー」と言って笑っていた。

昼になったら少し気分がましになった。