文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/01/05(土)

いつもはインタビューをする側だけれど、今日はインタビューを受けた。インタビューに答えるって、全然違う筋肉を使う感じだ。普段はベースを弾いているのに、突然ギターを弾くような。だから、うまく話せなくて当然だったのかもしれない。そしてそれはそれでよかったのかもしれない。インタビューはその場限りのセッションみたいなものだから。だけど文字になるのがこわいな。ああ、あの質問にはこのように答えたほうが正確だったな。いらんことを言ったかもな。だけどいろいろな質問をしてもらって、自分のことをまた知ることができた。自分はこんな音を出すんだなあとか。こんなフレーズ弾くんだなとか。それが読者の方の役に立つかどうかはわからないけれど、自分にとってはよかった。

インタビュイーはこんな気持ちなのか。本当に、勉強になった。