文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/01/08(火)

自分は感情がすぐに揺さぶられる方だと思う。心が知覚過敏なのか、すぐに緊張したり、泣いたり、眠れなくなったりする。心がすぐに揺さぶられて、わけがわからなくなるから、わけがわかるために書いたり、落ち着くために書いたりして、どうにかやり過ごしているような気がする。

時折こんな自分がすごくしんどい。大抵しんどいけれど、時々すごく。簡単な刺激にすぐ心を支配される。編集者はわたしのその様子を「君の心はハウリングを起こしている」と言っていた。うまいことを言うなって思った。

気持ちが沈んだり、塞いだりしないように、いつもすごく気をつけている。だけど、その気をつけが全然意味をなさないときもあって、わたしは気をつけをしたままどんと背中を押されて地面に倒れ込んでしまう。気をつけなんかしなくてもいいのかな。

日記を書かずにベッドに入ったけれど、全然眠れなくて、朝目が覚めたら雪が降っていた。さあ、仕事だ。コーヒーを飲んで、好きな曲を聴いて、ストレッチしたら、多分、気分もましになる。

きっと今日は、寒さのせいだ。