文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/01/25(金)

インタビューの仕事をしていると、いろいろな方に出会う。これまで全然知らなかったことを知ったり、これまで全然考えなかったことを考えたりすることがある。

そういうときいつも、「知る」ことについて考える。知ると、知らなかったときとはちがう自分になる。と書こうとしたが、そうでもないなとすぐに思い直した。

わたしはこの仕事を繰り返すうち、わたしはあんまり変わらない、ということを思い知った。

 

つまり、知ることだけでは人は簡単には変わらない。じゃあどうしたら変わるかと言うと、行動すれば変わる。新しい行動をしてしまえば、それはそのまま変化になる。

 

平泳ぎの泳ぎ方を知ることと平泳ぎを泳いでみることのあいだには、かなりの距離があるように。