文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/03/04(月)

今日は柳下さんの誕生日だ。今回の『柳下さん死なないで』には小倉ヒラクさんが寄稿してくれた。とてもおもしろい小説だ。読みながら興奮してしまった。

柳下さんが「正気はひとつしかないけど、狂気はいろんな形がある」と言った。

本当にその通りだと思う。
そして、狂うのにも体力がいる、と思ったけれど、もっと正しく言えば、狂うのには自分のお城がいる、と思った。

最近のわたしのお城は、ちょっとざわざわしている。きれいに掃除ができていない感じ。清潔に、冷たく、したい。