文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/04/06(土)

一階に降りると、きのう届いた菩提樹がいてなんだか嬉しくなる。濡れた布で葉っぱを拭いてやった。一枚一枚拭くのは結構大変。これは毎日やるべきことなんだろうか? 編集者が「愛情の強い人ほどグリーンを枯らせる」と言っていた。わたしは愛情が強いだろうか。そんなことはないと思う。結局わたしはわたししか愛せていないのかなと思うことが多々ある。

緑が家にあるのは初めてだ。これまでは枯らせるのがこわくてそんなことできなかった。でも、枯らせないように努力するのも素敵な行為だと思うようになった。できるのかどうかはわからない。できたらいいなと思う。