文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/04/10(水)

今日も1日家で原稿とテープ起こし。月火水と、家族以外の人と会っていないような気がする。さすがに人と話したくなってきたので、唯一の飲み友達に連絡したら断られてしまった。友達が少なすぎるのだろうか。どうしても「飲みにいこう」と誘う勇気が出ないわたしがおかしいのだろうか。誘ったら飲みにいってくれるんだろうか。誘ってもらうこともめっきり少なくなった。悲しくなってきたし、仕方ないので、家で飲むことにする。

原稿仕事をしながら、疲れたら壇蜜さんの『壇蜜日記3』を読んだ。彼女の書く文章が好きなのは、彼女がひとりを受け入れながら生きているからだと思う。

「今も昔も私は空っぽだ。魚を眺めて、猫を撫でて……そんな暮らしからでも微量の情報は生まれるが、それすら見過ごすこともある」