文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/04/17(水)

朝から頭痛がひどい。夕方には雨が降った。雨が降ると頭痛はだいぶ和らぐ。まるで涙みたいだなと思う。流すまでは辛いけれど流すとすっきりする。

母と電話をした。夏に本が出ると話すと、「あたしの娘がなんでこがにえらいかね」と言う。えらくないよと言うとえらいよと言うので、えらくないよとまた返した。父も母も「本が出る」と言うと「いくらね」と尋ねてくる。内容についてはこちらから話そうとしても一切興味がないらしく、聞かない。それもそうだ、彼らは単行本をたぶん、これまで一冊も買ったことがない。わたしは彼らが本を読んでるところを見たことがない。

たしかに、なぜわたしはこんなに本を読むようになったのだろう。単に、退屈で寂しかっただけなのではあるが。

1日小説の改稿。もうすぐひとまわりする。