文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/05/04(土)

衣替えをし、いらない服を捨て、いる服をクリーニングへ持っていき、次男が昼寝のあいだにテープ起こしをし、起きたら自分の書棚の整理、夕方にはプールへ行って泳いできた。本当は仕事がしたいのだけど、どうも家族がいると気になって仕事ができないので、平日から思い切り仕事ができるようにプライベートのあれこれを整えている。

服と本の整理ができると、自分が何を持っていて何を持っていないのかが把握できて、なんだかすごくいい。服と本にも、好きだからあるものと、いるからあるものがあって、両者の違いは「捨てたくない」と「捨てられない」だと思った。「捨てられない」は自由を奪われている感じがするから、それ自体がストレスで、もしかしたらいつか「いるからあるもの」を少しずつ憎んでしまうんじゃないかというような気がする。そういうものは、多少困ってもいいから、捨てた方がいいのかもしれない。とりあえず、様々な家具の取り扱い説明書はすべて捨ててみた。捨ててみると、なんであんなに取っておかねばと思い込んでいたんだろうと不思議な気持ちになる。

人間の感情とはそらおそろしいものだ。