文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/05/12(日)

「信じる」ことと「決める」ことの重要性について、自転車に乗りながら考えた。「信じる」ことと「決める」ことさえすれば、生きていくのがものすごく楽になるのではないか。だけど当然、そのふたつをするためには(しかも正しく、いい感じにするためには)、それ相応の精神力が必要となるので、鍛えなくてはいけないとは思う。信じる対象は他人ではなく自分であり、決めるのもまたそうだからだ。

そのふたつを合わせて「信じることを決める」ことが無敵なのかもしれないな、と信号待ちをしながら思う。
それで、信じることを決めよう、と思った。
もしもそれが裏切られたとしても、「信じる」ことで得られる精神的安定、高揚、充足といった、恩恵はあまりある。信じることを決めたのはわたしなのだから、もしうまくいかなくても誰を憎むこともない。
大丈夫。

そんなことを徒然と思いながら、自転車を漕ぐ。今日は夏のように暑い日だった。