文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/05/21(火)

最近また、短歌を詠んでいる。できるだけ1日にひとつ詠もうと思っている。短歌を詠むには心が柔らかでいないといけない。短歌は歌だからかな。だから詠めるということは心が柔らかであるということなのだろうか。余計な心配はしないようにしたいし、不安がるのももうやめたい。そういうのは畜生道にも劣ると昨日取材で言われて、なんだかひどく感銘を受けたのだった。

「5月は美しい季節だね」と言ったら「もうすぐ死ぬんじゃない?」と言われた。
心かたく生きるよりも、心柔らかに死ぬほうがいいと、わたしは思う。