文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/05/27(月)

急に夏らしい気候になったので、先週末から半袖を着ている。クローゼットの中を覗くと、夏服が少ない。買いに行こうかと考えたが、もう少しこれでやってみようかなと思う。今あるものでやっていく、と決めることは、精神的な安定を与えてくれる。ないものねだりは焦燥感や嫉妬や不安感を産む。欲しいものを手に入れるのは大事だけど、現状にないからというだけで欲しがるのは不健全だ。

それは仕事や人間関係にも同じことが言える。目の前の仕事や人間関係を大事にしないで何を大事にできるというのだろう。わたしはわたしの原稿をちゃんと書き、そして誰かに何かをお願いされたらそれをきちんと返し、声をかけられたら返すということを丁寧にしたい。それができなくなったら疲れているということなので、すぐさま寝たい。そういうふうに、着実に生きていたい。