文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/06/17(月)

編集者と三条のスターバックスで、小説の改稿の打ち合わせ。久しぶりに原稿を見て、なんだか苦しくなり、「機嫌が悪い顔をしているね」と言われて、「機嫌が悪いんじゃなくてね」と言おうとしたら途中で泣いてしまった。
小説を書くのはこういう感じだった、と思う。自分の中で眠っていた感情が目を覚まして動き出すような感じで、「ああ、また始まるんだな」と思った。
「君は死ぬかなあ」と編集者が言う。「自殺をするときには連絡してね」と。
死にそうに見えるのかと聞いたら、「君の輪郭が薄くなっている」と言われた。