文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/06/29(土)

アパホテルで2時に寝て、5時に起きる。そこから1時間ほどうだうだとしていたらまた寝てしまって、起きたら8時半だった。10時に編集者と喫茶店でモーニングを食べ、打ち合わせ。午後はヒカリエに小倉ヒラクさんの展示を観に行く。
ラクさんがお友達をわたしたちに紹介してくれるときに「僕の親友なの」と言っていたのがすごくよかった。そのお友達のことを心から尊敬していて大好きなんだなという言い方。お二人が別れるとき、「いい報告を聞けることを願ってるよ!」とヒラクさんが言ったのが印象的だった。ああ、友達っていいもんだなあと思う。お味噌とヒラクさんの本を買って帰る。

帰りの新幹線のなかで自分の本を読んだ。『経営者の孤独。』と『戦争と五人の女』。まだ客観的に読むことはできないけれど、自分の文章に涙が出た。わたしはよく、自分の文章に泣いてしまう。感動するのだ。だって、誰よりもわたしが求めていた文章なのだから、自然なことだと思う。ちゃんと泣けてよかった。善き友として、みなさんのそばに置いてもらえますように。