文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/07/03(水)

久しぶりに街へ出て打ち合わせ。一端の社会人として生きているような気持ちになる。だけど、帰ったら息子に「プール帳にはんこが押されてなくて入れなかった」と泣き顔で言われた。送った請求書も切手が貼られていないと返ってきた。次男のおむつも一枚もなくなっていた。
世の中には手順が多すぎて、ひとつひとつこなすのに必死だ。たまに、編み目を一個飛ばしてしまうみたいに穴を空けてしまい、セーター一枚が台無し、みたいな感じになり、とても凹む。「がんばってるのに」という言葉は意味をなさない。結果がすべて。だからせめて笑っていよう。それが結果になる。ていうか、穴が空いててもいいじゃないか。ロボットじゃないんだし。ていうか、今は夏なのだし。