2019/07/09(火)
写真は何を撮るかではなくどう撮るかである。と言ったのは、誰だったろうか。その言葉のとおりに世の中を見ていると、確かに「何を」撮ったり書いたり描いたりしているものは多いけれど、「どう」を感じさせるものは少ないのかもしれない。多分そっちのほうが難しいということなんだろう。
写真教室に通って以来、光を意識するようにしている。光を見る、ということをするようになった。「ああ、きれいな光だな」と思うと少しだけ泣きたくなるのはどうしてだろう。まるで、もうこの光を見るのはあとわずかなのだというように。