文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/08/05(月)

次男が結膜炎になり微熱を出したので、今日は保育園を休ませた。土日ほとんど一緒にいなかったからか、「だっこだっこ」とたくさん甘えてくる。
眼科まで自転車で連れていったら、前の席からわたしに向かってたくさんおしゃべりしていた。

「みて、ちゃくのとらっくやで」「ちゃくももってる」「かこいいなあ」「みて、ぶっぶちゃんいっぱいやで」「にいに、いないね」「だれもいないねえ」
「ようおしゃべりするね」と言うと、「うん」とうなずく。

自転車で走りながら、「ああ、わたしは知らないことばかりだな」とふと思った。
車の種類も全然知らないし、もう運転のしかたもほとんど忘れてしまった。

自転車という乗り物には親近感を覚える。だって縦に長い線状なのに走るなんて、信じられないもの。じっとしたら倒れてしまう。穴ぼこだらけのわたしは、もっと車輪が少ない、頼りない一輪車みたいだけども。