文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/08/30(金)

引き続き気分は少し低迷。目のぴくぴくも止まらない。ラジオの生放送出演があったので、編集者とともにKBS京都へ向かう。ラジオスターはやっぱりすごい。オンエアになった瞬間空気が変わる。

昼、親子丼を食べる。タクシーの中から編集者が指さして「あの鶏料理屋さん、気になってたんだよね」と言うので「わたしも気になってた」と言うと、すぐに彼は「すみません運転手さん、ここで止めてください」と言った。それですぐに「あの鶏料理屋さん」に入った。こういう瞬発力がすごい。ぐいぐい具現化していく人だなと思う、改めて。初めて食べたそこの親子丼はとてもおいしかった(のに、のちに腹痛に襲われた。もうわたしのお腹はだめかもしれない)。

小説の打ち合わせをしたら、少し物語が動いた音がした。ぼんやりしながら歩き、家に帰って、のそのそと仕事をする。停滞していても、目の前で少しずつ原稿ができあがっていくのを見ると、精神的には良い。