文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/09/18(水)

自分のことを書いている。『戦争と五人の女』をどのように書いたのかを書き記した記事だ。自分で自分にインタビューする感じで書いてみようか、と思い、「ですます」調で書き始めたのだが、すぐに力尽きた。どうやら「ですます」調は、自分にとって長く書くのに向いていない文体らしい。通常のインタビュー記事はさきに発言ありきなので、まだ自分の中に埋もれている言葉を引っ張り出すには、「だ・である」調がきれがよくていいのかもしれないなと思った。明日からそれで書いてみよう。

しかし思うのだが、自分に興味がないと自分のことって書けないなと思う。
わたしの中の読者が、「わたしのことを知りたい」と言わないと、文章って書けない。というわけで、書きあぐねている。