文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/08/19(日)

目がさめると朝の4時前で、また眠る。夢を見た。友人の結婚式場へ向かうバスの中で生きている魚を配られ、気持ち悪いなと思って、外に見えたプールに投げ込むのだ。そして思う。「塩素でもうすぐあの魚は死ぬだろう」。手を挙げて、「わたしもう帰ります」と言おうとした瞬間に、目が覚めた。魚は細長く、銀色だった。

6時過ぎにまた目が覚め、すぐそばに置いていた本を読む。いくつかはっとする言葉に出会い、ページの上を折る。読み終わると、まず次男が起き、すぐに「ぶっぶ」と言った。寝癖のついた頭で車のおもちゃを探し始める。長男が起き、「おはよお」と言い、次男と車で遊び始めた。わたしは寝そべったまま、それをぼんやり眺めていた。

長男をサッカーの練習へ連れていく。友達母子が迎えに来てくれたので、車に乗せてもらう。帰りに、運転していた彼女が「アイスかジュースほしいひとー?」と聞くと、長男とその友達が同時に「アイス!」と言った。「蘭ちゃんは?」と聞かれ、「キレートレモンが飲みたいです」と答える。腕の中では次男が汗ばんで眠っていた。