文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/10/31(水)

深夜にふと目が覚めて、iPhoneを見たら編集者からメッセージが来ていた。「最近、日記の翌日更新をさぼっているね?」肝を冷やし、また布団をかぶる。読んでくれているんだな、と思う。この日記は誰も読んでいないと思っていた、なんとなく。このあいだ、義妹がこの日記を読んだとLINEをくれたところなのに。「読んだよ」という印の☆マークをくれる人だっているのに。ページビュー数を見れば訪問してくれる人がいることもわかるのに。それなのに、誰も読んでいないと思ってしまうのはなぜなんだろう。

取材に行き、その帰りにマクドナルドで日記を書いた。日記ってなんだろうなと思う。これだけ書き続けてもよくわからない。100円の紅茶を頼んだら、お湯が入った紙カップにリプトンのティーバッグを渡された。半分残して捨ててしまった。

帰って、小説の2章の途中まで改稿する。少しずつ、薄皮をはがすように、わかってきているような気がする。