2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2月最後の日に義父が亡くなってしまった。おおらかな人だった。子供たちのことをとても可愛がってくれていて、遊びに行くといつもぞんぶんに遊んでくれていた。本が好きで、よく長男を図書館に連れていってくれて。次男にも車の本を借りてきてくれていた。映…
週末に佐賀に出張に行って以来、どうも何か、おかしい。今日はお昼にプールに行ってきたが、いつもよりもずっとからだが重たくて、50mを泳ぐのでいっぱいいっぱいだった。エッセイを書いているのだけど、原稿を書き始めても、すぐに手が止まる。書きたいこと…
『経営者の孤独』の第8回目が公開された。今回は株式会社ウツワのハヤカワ五味さん。わたしよりも10歳年下の彼女は、非常にエネルギッシュで発信を臆さない。何度も読み返したが、今日もまた読み返してみて、きっと誰かの心を支えたり方向性を変えたりする言…
次男が通っている保育園のクラスにて、ある男の子が退園するらしい。餞別にメッセージカードブックを作ろうという話になり、文化委員であるわたしがそのディレクション係に任命された。クラスにはメーリングリストがあるのだが、そこには退園する男の子のお…
長男のプールの付き添いに若林恵『さよなら未来』を持って行き、待合室で読む。読んでいると落ち着く本というのがあるが、この本もそのうちのひとつ。取材後のざわざわとした頭のなかをクールダウンさせてくれるような。あれを読み終わるまでは大丈夫だとお…
自分の中の論理は世の中にとっては非論理的である可能性がある、ということがわかった二日間だった。別に自分の論理を世の中に合わせる必要はないけれど、非論理的であるかもしれないということはわかっていないといけないんだなと思った。共感はともかく理…
唐津へ来た。取材の前乗り。佐賀には初めて訪れる。編集者と長い時間話す。これまでいろいろ溜まっていたのかな。本当にいろんなことを話した。お刺身がおいしかった。惨めな思いをすると、その傷を修復するために倍の労力がいるね、という話をする。 旅慣れ…
昼にプールに行ってきた。先週は一度も行けなかったので、今週は二度。また来週から週に一度のペースに戻すと思う。リズムを崩しながらもその都度直しながら、なんとか続けている。今日は人が多かった。人が多いと、ざわざわしている。地上も、水中も。水が…
普段ひとりで仕事をしていると、ほとんど人と話さないので、褒められることも叱られることもずいぶん減ったのだが、今日は非常に褒められた。早朝に書き上げた原稿がとてもよかったと、連絡があったのだ。彼は「本当に素晴らしい」と様々な賛美を送ってくれ…
先週はプールに行けなかった。今週も原稿の締め切りが詰まっていて行けないのではないかと思ったのだけど、無理やり1時間だけ行ってきた。すれ違う人と挨拶はするが、顔見知りはまだできていない。泳いでいて思ったが、ここでは誰もわたしに触れてこない。褒…
日記が追いつかないな。
『(500)日のサマー』を観た。ボーイミーツガール。ふたりが歩いている姿を観ながら、なぜ人は恋をしてしまうのだろうと思う。恋というのは凶暴だし残酷だ。人のかたちを容易に変形してしまう。くっきりと生々しい傷を心につけて、軽々と去っていく。この世…
長男が小学校でいちばん仲のよい友達は拓人くんというのだが、その拓人くんのお母さんにおうちに遊びに来ませんかと誘われた。わたしは人のお宅に遊びに行くのは緊張するのだけど、その方が作ったという陶器のカップでコーヒーを飲み、カレーライスやサラダ…
太郎くんと編集者が、ふたり寝ないで『戦争と五人の女』プルーフを作ってくれたらしい。デザインを見て、びっくりした。まず感じたのは「かっこいい」とか「きれい」とか、そういうことではなく「自分だ」ということだった。まるで自分の写真を見るようで、…
「さあ、今日は頑張ろう」より「さあ、今日はサボろう」とつぶやくほうが、自分にとってすごくいい効果を及ぼすことがわかった。肩とお腹の力が抜けて、なんだか楽しくなってくる。頑張ろうと思うと全部頑張ろうとしてしまうけど、そうかサボっていいのかと…
次男の夜泣きがひどく、朝までしっかり眠れない日々が続いている。長男は今では熟睡派で揺さぶっても鼻をつまんでもなかなか起きないが、彼も彼で幼い頃は夜泣きがひどかった。わたしも幼い頃夜泣きがひどかったので、似たのかもしれない。午前3時。次男が寝…
1日原稿執筆。できたらVOUに行こうと思っていたのだけど、できあがらながったので行けなかった。書きながら、きれいに整っていなくても、伏線を回収しきれていなくても、わからないことがまだ残っていても、精一杯書けばそれでいいのかもしれないな、と思う…
吉田亮人さんの写真集『THE ABSENSE OF TWO』を見る。宮崎県に住む老女と、その孫である青年の生活風景が写された写真集だ。写真家もまた、その老女の孫である。以前、KYOTO GRAPHIEで見て、とても衝撃を受けた。何も知らないで写真展に足を踏み入れたのだが…
『すいません、ほぼ日の経営。』を読んでいる。「難しいことをやるから給料がもらえていると、みんなが思っています。でも、難しいことに直面する大変さそのものは、本当のところなにも稼いでいません」というところに「そうなんだよなあ」と思わず声を出し…
喫茶店で2時間、新しい小説を書く。雑然とした厨房が見える、一番奥の席によく座る。無愛想な店員さんが、やる気なさそうな顔で、だけどしっかりと働いていて、わたしが文章を書いているのをいい感じに放っておいてくれる。ここのコーヒーは苦くて、どうも残…
小倉ヒラクさんがTwitterに「ここ最近めちゃ眠くて、起きると頭がすごく疲れています。おそらく寝ているあいだに脳みそが毎日大量にインプットする未知の情報を整理しているのだと思われます。この頭の疲れは糖分不足だ」と書かれているのを見かけた。わたし…
だいぶマシになったものの朝になってもまだ気分が塞いでいる。昼頃には手が動かなくなってきた。今週末は3連休で、締め切りも目白押しなのに。気づくとネットサーフィンに走りがちな自分に嫌気がさし、重たい腰を上げてプールに行くことにした。1時間で帰っ…
特に何があったわけでもないのに気が塞いでいる。なんだか苦しい感じ。今日は早く寝よう。
江國香織と辻仁成の『恋するために生まれた』を読む。なかに、ふたりが「愛の対義語は何か」ということを話し合う箇所が出てくる。わたしはとっさに「恋だ」と思った。最近フロイトの本を読み、「エロスとタナトス」という概念について考えていたのだが、「…
非人間的にならないと書けないことってたくさんある。関係性で書きたくない、ひとりぼっちで書きたいっていうのは、そういうこと。ものを書くために自由でありたいのか、自由であるためにものを書きたいのか、それはちょっとわからないけど。たぶんどっちも…
長男のプールの付き添いへ。待合室にパソコンを持ち込み仕事をする。2月は時間が少ない。もうひとり、パソコンで仕事をしているお父さんがいた。 午後も書類仕事や書籍の発送など。こういった仕事は部屋にひとがいても、しゃべりながらできるので、土日もで…
昨年の夏からプールに通っている。「週に1度は泳ぐ」と決めて、毎週いずれかの曜日に泳ぎに行っている。一度だけ行けなかったことがあるが(年末でめちゃくちゃ忙しかった)、あとは無理やりでも時間をつくってちゃんと行っている。わたしはもともとかなづち…
日記も書かずに寝てしまった。背中の筋を痛めているらしい。抱っこしながら、無理な姿勢で書いているからかもしれない。
雨が降っていた。寒いのは苦手だ。
今日もトトロを何度も観た。