文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2019/03/30(土)

次男といっしょに髪を切ってもらった。月に一度は美容院に来ている。まわりから見たら何も変わってないと思うけれど、切らないと気が済まない。 美容師さんが、次男が話すのを見て、「朔ちゃんは、わざとらしさがないですね」と言った。みんながつい耳を傾け…

2019/03/29(金)

生活へのやる気が著しく落ちているのだけど、そのしるしとして生協のカタログを提出しない、というのがある。わたしは週に二度生協を利用しているのだけど、そのどちらのカタログも今週は提出していない。となると、買い物に行かねばならず自分の手間が増え…

2019/03/28(木)

やばいな。もう3月が終わってしまう。何がどうやばいのかはわからないが、やばいやばいと思っている。ゆうべ、白い馬をなぜる夢を見た。馬はわたしに愛憎うずまくらしく、なぜてほしくてたまらないし、もっともっといろいろしてほしくてたまらないらしい。そ…

2019/03/27(水)

朝起きたら二日酔いだった。最近はめっきりお酒に弱くなった。ビール5.6杯でこんなことになるとは。夜もなんども目が覚めた。昔はお酒を飲むとぐっすり眠ったものだけど。もうからだがアルコールを消化しにくくなっているんだろうなと思う。前の日に撮った写…

2019/03/26(火)

クラシコム・佐藤さんと対談を行った。佐藤さんとわたしは友達である。以前初めて一緒にお酒を飲んだとき「友達になってやんよ!」と言われたので、それ以来友達だ。とはいえ、久々に会ったのと、対談というものをやること自体初めてだったので緊張した。対…

2019/03/25(月)

今日は早く寝よう。

2019/03/24(日)

『戦争と五人の女』の5章を改稿する。大筋は変わらないのだけど、書き方を変えたり、より主人公の気持ちに踏み込んでいったりするので、かなり小説に触った気がした。そしてそのぶん、不安になった。固まりかけていたものをいじって、おかしくなったり、不自…

2019/03/23(土)

写真家の吉田さんと寺町通りの進々堂で会う。自転車で行ったら、お店の前でカメラを構えている人がいて、すぐに「吉田さんだ」とわかった。手を振ると、手を振り返してくれた。なんだかぼんやりした顔だったのでどうしたのか尋ねると、花粉症と二日酔いだと…

2019/03/22(金)

BAMPで連載している『経営者の孤独』が書籍化されることになり、今日、その先行予約も兼ねたクラウドファンディングのページが公開された。 camp-fire.jp 1日目にしてこんなに支援してくださる方がいらっしゃるだなんて本当に驚いた。おひとりずつに面と向か…

2019/03/21(木・祝)

久しぶりにひとりで散歩をした。近所のポストまで郵便物を携え、ごとんと音をたてて投函したあとは手ぶらで歩く。眼鏡もかけていないし化粧もしていない。夜の中、身ひとつで歩くのは気持ちがいい。自分のからだの重たさとか、かたちとか、質感とか、そうい…

2019/03/20(水)

何も考えずに、排泄するように書いたらどうなるだろうと思って、今までここにつらつらと書いていたけれど、あまりに醜くて全部消してしまった。格好をつけているわけではないけれど、正直になることと、捨て鉢になることは、全然違うのだなあと思う。からだ…

2019/03/19(火)

文章には匂いがある。その匂いでわたしは好き嫌いを判断している。文は人を表すというけれど、人は文章だけで恋をすることだってできるし、憎むことだってできる。それくらい強く滲み出るものだ。 だから、駆け引きみたいなものは通用しない。最初から最後ま…

2019/03/18(月)

ふと思ったのだけど、わたしは日記を書くタイミングを間違えているのではないだろうか。日々暮らしていると、たとえば朝の9時とか昼の1時とかに、「あ、今日はこのことを日記に書こう」と思いついたりする。それで、どんなふうに書こうかな、とか、ちょっと…

2019/03/17(日)

きのう一泊二日の出張から帰ってきて、ごはんを食べ、洗濯物も畳まずにお風呂に入ってすぐに寝た。たくさん夢を見た。道路を逆走する夢とか、道に迷う夢とか、いろいろ。起きて、長男のプールの付き添いへ。雨の中傘をさして歩きながら、出張中、編集者と話…

2019/03/16(土)

小説のことをたくさん話した2日間だった。書くためのパフォーマンスを上げるために、二週間に一度、平日に休みをとろうという話をする。「パフォーマンスの話ばかりしてごめんね」と編集者が言って「そんなことない」と答えた。正直なところガス欠気味だった…

2019/03/15(金)

新しい小説のプロットを作る。ずっと悩んでいた。自分が書きたいものは本当にこれなんだろうかと考えても、どうも違うような気がして、でもじゃあ何を書くのだろう、自分は、と、ずっと悩んでいたのだった。日々、いろいろなことが起こる。近しいひとが亡く…

2019/03/14(木)

次男の発熱が収まったので、今日からようやく子守なしでの仕事再開。久しぶりに昼過ぎに30分だけ泳いだ。プールというのは、いつも不思議と気づきがある。今日は、「怖がるとからだがこわばる」ということを知った。後ろから誰か追って泳いできていないか、…

2019/03/13(水)

ゆうべ、次男の夜泣きがひどく、あまり眠れなかった。今日も微熱が続いているので休み。三日連続で子守しながらの仕事はきつい。1日中DVDを見せているのも気が引けるし、お互いにどうもストレスが溜まっているようだ。途中、泣いて泣いて止まらなくなったの…

2019/03/12(火)

次男発熱のため、今日も家で看病しながら仕事。今年出す本のブックデザインの方が決まったと聞く。高校生の頃に図書館で出会って以来、素敵な人だなと思っていた方なので、驚いたし嬉しかった。嬉しかったけれど、浮かれていても本はできない。わたしが一文…

2019/03/11(月)

「戦争と五人の女」の序章を改稿する。途中で羊羹とクリームパンとバナナを食べた。甘いものが欲しくてたまらなくなる。そのあとはインタビュー記事を一本仕上げた。 次男が発熱したので、看病しながらの1日だった。とは言え、となりのトトロをずっと見せて…

2019/03/10(日)

子供というのは早起きなので、子供が生まれてから寝坊をすることができなくなった。せめて土日くらいはと思うのだが、仮面ライダーやらゲゲゲの鬼太郎やらアニメを見るというので、上の子が起きると下の子も起き、自分を階下に連れていけという。まだひとり…

2019/03/09(土)

プールで泳いだ。水の中に入って泳いでいる時間は、30分くらいしかない。すぐバテるからだ。それで週1しか通っていないのだから、意味あるのかな?と思わないでもないが、今日体重計に乗ってみたら体重が2キロ増えていた。この1年で5キロ以上体重が落ちてい…

2019/03/08(金)

きのうは保育園でクラス会があった。次男の担任の保育士さんは、ふたりとも20代。若いからなのか、クラス会でよく甘いものを飲んでいる。午後の紅茶のミルクティーとか、小岩井の苺ミルクとか。きのうはお菓子も用意したのだが、ぱくぱく食べていて可愛かっ…

2019/03/07(木)

編集者と電話をする。昨日から情緒不安定なので、「本当に自分が不安定で困る」という話をわたしがしたら、彼は「何度も言うようだけど、不安定だから君は書けているんだよ。僕はずっと安定しているから書けない」と言ったので、安定して笑っている彼の顔を…

2019/03/06(水)

今日はだめだ。ときどき正体のわからない不安感に呑み込まれそうになるけれど、今日がそれだった。春が来るのがこわい。夏が来るのも秋も冬も全部こわい。なぜなんだろう。わからない。寝て起きたらましになっていると信じて、とにかく寝る。だめだなぁ。こ…

2019/03/05(火)

大好きな日記ブログ『肉屋と重力』が見られなくなっている。「ページが見つかりません」と出るのだ。なぜだろう。そのことに気づいて以来、2,3日に一度見に行っては肩を落としている。なぜ見られなくなったんだろう。好きだったのに。この日記も、読んでくれ…

2019/03/04(月)

今日は柳下さんの誕生日だ。今回の『柳下さん死なないで』には小倉ヒラクさんが寄稿してくれた。とてもおもしろい小説だ。読みながら興奮してしまった。柳下さんが「正気はひとつしかないけど、狂気はいろんな形がある」と言った。本当にその通りだと思う。…

2019/03/03(日)

永遠というものは主観的なものなのかもしれない。いつ死んでしまうかわからないちっぽけな存在が信じる永遠だけが永遠なんじゃないだろうか。 わたしはひとりひとりの人間の主観がひとりひとりの世界をつくるとしかやっぱり思えないのだ。たぶんわたしが、自…

2019/03/02(土)

義父のお通夜へ。

2019/03/01(金)

夜は何度も起きてしまいあまりよく眠れなかった。心が少しざわざわして、足がふわふわしている感じ。身近な人の「死」という、変化が起こったからだと思う。「死」ってなんだろう。頭ではわかっているのに、まだちゃんとわかっていないんだなと思う。ふと彼…