文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/08/06(月)

編集者が「お詫びと訂正がある」と言う。
「以前、『君は忘れっぽい』と言ったこと、訂正してお詫びするよ。君は忘れっぽいんじゃなくて、自分が大事だと思うところにぐっとフォーカスする癖があるんだ。それは、作家の目だね」

範囲は狭いが、確かに記憶力は強い方だと思う。
忘れないことがあるというのは、書くことがあるということだ。
ずっと忘れないので、いつまでもその記憶に苛まれることもあるけれど。
だから、書くという行為があってよかったのだと思う。やはり。