文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/01/03(木)

復活した。

いろいろあり、きのうは1日泣いていたのだけど、あんなに泣いたのは久しぶりだなと思う。それで思ったのだけど、怒りや悲しみなどの感情が沸き起こって溢れ出たとき、やっぱり思い切り泣いて怒ることが一番だなと思った。思い切り泣いて怒って、それから寝る。起きたときにまだ残っていたら、我慢しないでまた泣いたり怒ったりするのがいい。思い出し怒り、思い出し悲しみもどんどんしたらいい。そうしているうちに、気が済んでくる。くすぶっている感情の燃殻に、ガソリンをぶっかけて火をつける感じ。燃え尽きるまで燃やしたら、その感情はおさまる。

わたしは今回「ひどい」という言葉を何度も言った。それから「なんでわたしだけ」「こんなにがんばってるのに」普段、言わないようにしている言葉だ。「わたしだけ」でもないし「こんなに」でもないことは自分がいちばんわかっている。だけど、言いたくてたまらなかったので、言った。相当みっともなかったと思う。言いながら、普段自分の口から出ることを許していない言葉だと思った。だけど思う存分言ったら、気がすんだ。

今年の抱負は「寛容とユーモア」。自分を許して、甘やかす。それでまた立ち上がる。歩いたさきでいつか、みっともなかった自分を笑えたらいい。

怒りや悲しみを燃やしたらなんだかお腹が空いたので、ごはんを食べた。そうしたらかわいいものやきれいなものが見たくなったので、ひとりでデパートに行って思い切り買物をした。

帰ってからレモンパイを食べ、そうしたらまたふつふつと怒りが湧いたので、思い切り怒った。怒りながら、少しずつ怒りが小さくなっているなと思った。

よかった、これで自分をかわいそうがることなく、明日からまた生きていける。