文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/04/08(月)

『経営者の孤独』の次の記事の初稿を書き上げる。編集者に出したところなので、どういうふうになるのかはわからないけれど、ひとまず、ものすごく重たかった肩の荷が降りた。わたしは本当に、自分の書くものに救われている。自家中毒のようになることもあるが、自分の言葉に浄化されることもあって、まあ、エロスとタナトスだなと思う。便利な言葉だな、これ。

このあいだインタビューをしてもらった原稿があげられてきて、その赤入れをした。いつもしていることの逆パターンなのでとても新鮮だった。自分で自分の発した言葉を読んでいると、「暗いやつだな」と思う。暗いというか、激しい、かな。まあ、こうやって生きていくしかない人なんだなと思う。

今日もぼだい(家にあるグリーンの名前)の葉っぱを濡れティッシュで拭いた。物言わぬ彼は、なんだかとてもいいやつのように見える。彼にはわたしはどう見えているだろう。暗いやつに見えているだろうか。