2018-03-21 2018/03/21(水) マガザン×文鳥社特集「私小説」 春分の日。宿には行かず。朝の8時半、雨が降っていたので傘をさして近所の喫茶店へ行き、モーニングを頼む。バタートーストにはピーナツバターが添えられている。ゆでたまごを飲み込んだら喉に詰まって、あわててコーヒーで流し込んだ。午前中、書き仕事。お金を払って出ようとしたら、レジの横にわたしの本が一冊、立てかけてあるのを見る。ここのマスターはずっとこの一等地に置いてくれているのだ。自分の本に励まされるように、ドアの外へ出る。雨の川端通りは、冬の残り香がする。