文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/04/14(土)

午前中は喫茶店で書く。そのあと気圧の急激な低下により頭痛がひどくずっとベッドで寝ていて調子が悪かった。わたしは気圧にとても左右される。雨の前はとくにひどい。今日は夕方から雨が降った。

夜、友人の結婚パーティへ。そこで大学時代仲のよかった友人に会った。彼女はメガバンクに勤めたのだけど、わたしが上京したとき迷わずそこの銀行で口座をつくって、彼女はわたしの勤めた出版社の手帳を使うようになるくらいには仲がよかった。

彼女には昔からよく叱られていた。なんでだっけ。よくわからないけれど。彼女の結婚パーティのときにはピンクのドレスを「ガリの色に似てる」とつぶやいてしまってめちゃ怒られた。あれはわたしが完全に悪かった。

おそらくちょっと気を抜いているんだろう。今日も目の前にあるパンを食べたら「あれっ? ここにあったパンは? うちの子のためにとってきたのにー!」と怒られたし、目の前にあるビールを飲んだら「これあたしのやん!」と怒られた。
息子が怒られるわたしを見ている。そうだよ、ママは本当はこういう感じなんだよ。
気圧に左右されて、友達に怒られて、それでいてあなたにはえらそうな顔をして、家では締め切りに怯えて小説を書いていて。

それでも好きでいてくれるんだろうか、君は。