文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2019/02/21(木)

昼にプールに行ってきた。先週は一度も行けなかったので、今週は二度。また来週から週に一度のペースに戻すと思う。リズムを崩しながらもその都度直しながら、なんとか続けている。

今日は人が多かった。人が多いと、ざわざわしている。地上も、水中も。水がゆらゆらして、からだが思うように前に進まない。クロールをしながら、自分のからだが硬くなっていることに気づく。まわりに誰かいるんじゃないか、そう思うと、つい縮こまって泳いでしまうのだった。

ふと、首がまわることに気がついた。わたしは前と左右を見ることができる。まわりには誰もいない。それを確認すると、わたしは急にリラックスして、からだをのびのびと伸ばすことができた。

まわりをよく見ること。バスケット部に所属していたとき、いつも言われていた。わたしは見えもしない、見てもいないものにいつもなんだか怯えている。どんなに狭くても、首は動く。まわりを見ることはできる。

まわりをよく見ること。すごく大事なこと。久々に思いだした。