文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018年2月21日(水)

改稿の〆切が近いので、宿には行かず、朝から1日家で初稿と向き合う。
一周目が終わり二周目を読み始めて、さらに改稿をする。ぐるぐると、小説というものの周りをまわりながらぺたぺたしているみたいだ。手を加えていくうちに、なんとなく前よりも視界がこまかになっていく感じがする。そうか、この人はこんな人だったのか。背は高くないとか、お父さん似だとか、そういうこと。

明日は午後から宿に行く。閉じこもると閉じこもらないよりは捗るけれど、ひとりの人間としての精神的にはあまりよくないと思う。