文鳥社の日記

京都の出版レーベル・文鳥社の日記です。

2018/10/24(水)

今週まだ一度もプールに行っていない。全然行きたくなかったがジムの月額利用料のことと、座りっぱなしの自分のからだのことを思うと、行かなければならない気がした。行きたくない、と思うのは、狭いシャワールームで濡れた水着を脱ぐのが嫌いだからだ。わたしはちょっとした閉所恐怖症なので、そのふたつがとても苦手だ。でも、泳ぎたい。なので、考えることをやめ、とりあえず水着をバッグに放り込んでジムへ出かけた。泳ぐと、気持ちよかった。シャワールームも、入ってみれば大したことなかった。泳いでよかったなと思った。機嫌よく家に帰り、またこれを最初からやり直すのだろうなあと思った。でも、「泳いでよかったな」と思ったということだけ覚えていれば、できそうな気がする。大人になるとは、俯瞰的に、長い目で物事を見られるようになることだと思う。